#001|ホームページってなに?

まりなちゃん
友達がホームページを作っていたけど、私も旅行の写真とか公開したいな。
でも、ホームページってどうやって作ればいいんだろう…?

SS先生
ホームページを公開するなら、サーバが必要ですよ!

まりなちゃん
!!!
あなたは誰ですか?

SS先生
サーバに詳しいSS先生です。
ホームページのことならなんでも聞いてください!

まりなちゃん
いいんですか??
じゃあ、そもそもホームページって何なのか知りたいです!

 

そもそもホームページとは?

厳密には、Webブラウザで表示する個々のページのことをWebページ、
ひとまとまりにWebページが集まったものをWebサイトと呼びます。

ホームページという言葉は、本来はWebブラウザを起動したときに
最初に表示されるページ(スタートページ)やWebサイトのトップページのことを指す用語でした。
しかし、日本では一般にWebページやWebサイトの代わりの言葉としてもホームページという用語が使われています。

本講座でも一般的な呼び方にならってWebページやWebサイトのことをホームページと呼ぶことにします。

 

ホームページを公開するには?

ホームページを公開するにはどうすればよいのでしょうか。

答えは「インターネットに接続されたサーバにWebサイトのデータをアップロードする」ことになります。

ここでサーバという言葉が出てきました。
サーバは今後、本講座で何度も出てくる大切な言葉になりますので詳しく確認していきましょう。

 

サーバとは何か?

サーバとは何かを簡単に説明すると、インターネットに接続した他のコンピュータに対し、
サーバが持っているサービスやデータなどを提供するコンピュータのことです。
また、サーバに対してサービスやデータなどを要求するコンピュータをクライアントといいます。

 

これだけの説明では、なかなかイメージがつきにくいかもしれませんので実際の話に置き換えて考えてみましょう。

この記事をご覧いただいている方は、おそらくパソコンやスマートフォンなどの情報端末から
ページにアクセスをしてくださっているかと思います。

その場合、みなさんがお使いの情報端末がクライアントで、このホームページの
データを格納しているコンピュータがサーバという役割になります。

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では、ホームページのデータを格納するためのサーバは、どのように用意すればいいのでしょうか。

 

サーバを用意する方法

サーバを用意する方法は、大きく分けると2種類あります。

1. 個人でサーバとなるコンピュータやその他の設備・環境を用意する

2. レンタルサーバを利用する

「1.」の個人でサーバを用意する場合は、サーバを構築するには専門的な知識が必要となりますし、
構築だけでなく運用や保守まで個人で対応するとなると、時間も手間も掛かります。

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そのため、ホームページの公開などを目的としたサーバを手軽に用意する場合は、
「2.」のレンタルサーバを利用することが一般的です。

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次の項目では、このレンタルサーバの種類について簡単にご説明をしましょう。

 

レンタルサーバの種類

レンタルサーバは、大きく共用サーバ、専用サーバ、仮想サーバの3種類に分類できます。
それぞれの特徴について簡単に説明をします。

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共用サーバ

共用サーバは、1台のサーバを複数のユーザで一緒に使用するタイプのレンタルサーバです。

メリット

■ 専門知識がなくても手軽にホームページの公開やメールの利用が出来る。
(基本的なサーバの運用、管理はレンタル元の会社が行うため)
■ 他のレンタルサーバサービスと比較して価格が安い。

デメリット

■ 1台のサーバを複数のユーザで共用しているため、色々な制限が多い。
■ 自分好みに機能を拡張出来ない
■ 同じサーバを利用している他のユーザの影響を受けやすい。

 

専用サーバ

専用サーバは共用サーバとは違い、管理者権限[ref]OSやアプリケーションなどの「サーバ」に関する設定を自由に変更することができる権限のこと。[/ref]をもらい1台のサーバを一人で使用できるタイプのレンタルサーバです。

メリット

■ 同じサーバを利用しているユーザがいないので自分好みにサーバを拡張出来る。
■ サーバを専用しているので他のユーザの影響を受けない。

デメリット

■ サーバの運用・管理は自分自身で行う必要がある。
 専門知識が必要。
■ サーバ1台を専用するため価格が高い。

 

仮想サーバ

仮想サーバは、専用サーバと共用サーバのメリットを足し合わせた新しいタイプのレンタルサーバです。
(仮想サーバとは、1台のサーバを複数台の仮想的なコンピュータに分割して、それぞれ別のOSや
アプリケーションソフトを動作させることにより、複数の仮想的なサーバとして動作させたものです。)

メリット

 拡張性が高い。
(専用サーバと同じように管理者権限があり、仮想的なサーバを一人で使用することが出来るため)
■ まったく受けないわけではないが、他のユーザの影響も受けにくい。
■ 専用サーバと比較すると価格が安い。

デメリット

■ サーバの運用・管理は自分自身で行う必要がある。
 専門知識が必要。

 

 

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